試験の概要
- 受験日:2017年11月
- 受験料:13,176円(割引受験適用)
- 点数:889点(1000点満点)
- 最低合格点700点 ※毎回同一ラインではなく、試験により異なるらしい
VBAエキスパートスタンダードの難易度は?
難易度の比較表をつくってみました。
例えると | VBAエキスパートExcelVBAベーシック | VBAエキスパートExcelVBAスタンダード |
---|---|---|
英検 | 4級~3級 | 3級~準2級 |
水泳 | クロール・平泳ぎをゆっくり25メートル泳げる | 4種目を25メートル余裕で泳げる |
ゴルフ | 120~140くらいで回れる | 100~110くらいで安定して回れる |
たとえば、英検の「準2級」は高校1~2年生程度のレベルです。
ビジネス英会話・ビジネス文書の読解をするにはまだ遠いですが、海外旅行でかんたんな日常会話ができたり、街中の看板が理解できて「英語」を楽しむことができますね!
VBAの専門家(本業プログラマー)として生きていくのには足りないけれど、営業事務や経理事務などのノンプログラマーが作業を効率化するには十分な知識量だと思います。
勉強に使用した教材
こちらもベーシック同様「The・教科書」です。
スタンダードだけあって、実務でも使えそうな具体的なソースコードや、エラー対応・ユーザーフォームも載っています。
ベーシックと比較して、ぐっと実務に近づいています。
なかでも「レジストリの操作」はかなりマニアックに感じましたね。
スタンダードならではの注意事項!
記述式の問題がある!
ベーシックが全問選択式(4択)であったのに対し、スタンダードは「記述式」の問題がああります!
(感覚では全体の1/3~1/2程度)
とはいってもそこまで難しいものではありませんのでご安心を。
例題:「バリアント型の変数abcを宣言する命令を【1】【2】に入力しなさい。」
【1】abc As 【2】
すでにVBAを仕事で使っている人であれば簡単な問題ばかりですが、テキストのみで勉強するのはかなりキツイと思います。
公式テキストを読みながら、自分で手を動かしてみましょう!
ネットのソースをコピペばかりしていたり、エディタの入力補完機能に頼りきりになっていると、思わぬ落とし穴が・・・
私はオブジェクト生成の命令文を記述する問題で、CreateObject を、Create Object と入力して間違えました。
半角スペースが要らないんです。スペースなども含め、正確に覚えておく必要があります。
テキストに載ってない問題が出る!
実際の試験問題では、
- 公式テキストにも模擬問題にもまったく載っていない
- 少しふれているがそんなに詳しく書かれていない
という問題がいくつかありました。
ふだんから手を動かしてマクロを書いてみよう!
試験当日の流れ
こちらはベーシックと同様です。
VBAエキスパートExcelVBAスタンダードは、本業のVBAプログラマーになるにはまだまだ知識量は足りないが、ノンプログラマーの事務職がExcel作業を効率化するには十分な知識量!
ただ、受験しない場合でも、この公式テキストはオススメ!
ネットとかで検索してバラバラに得た知識がスッキリ整理できるよ!