Excelで、セルの値(計算式あり)をコピーして他のセルに貼り付ける場合、お決まりのCtrl+C → Ctrl+Vでは書式ごとコピーされてしまうので、計算結果の「値」だけを貼り付けたい時は「値貼り付け」をする必要がありますね。
マウスを使わずキーボード操作のみで実行する方法を紹介していきます!
Contents
ショートカットキーの設定【5分で終わる!】
「値貼り付け」はデフォルトのショートカットキーではないので、自分で設定する必要があります。
※5分ほどで終わるので、ササッと設定を済ませてしまいましょう!
「クイックツールアクセスバー」に「値貼り付け」のコマンドを追加します。
- 下向きの▽をクリック
- 「その他のコマンド」を選択
下記①~⑤の通りに設定します。
- 「リボンにないコマンド」を選択
- 「値の貼り付け」を選択
- 「追加」
- 「値の貼り付け」が追加されたことを確認する
- 「OK」を押す
クイックツールアクセスバーに「値貼り付け」のアイコンが追加されました。
これで準備完了です!
キーボード操作(ショートカットキー)で実行する方法
通常、上図のように非活性(薄い状態)になっていますが、任意のセルをコピー(Ctrl+C)すると、このように活性化して使える状態になります。
この状態で、Altキー + 4 を押すと、「値の貼り付け」ができます。
値貼り付けのアイコンが左から4番目にあるため「4」です。
※Altキーと4の同時押しで実行できない場合、下記の流れで試してみてください
- Altキーを押す
- Altキーから指を離す
- 4を押す
実際の動作をご覧ください
C1セルの値(計算式あり)をC2セルに値貼り付けしています。
ショートカットキーの仕組み解説
Altキーを押すと、このように数値やアルファベットが表示されます。
これが、各機能に割り当てられているショートカットキーの番号です。
「値の貼り付け」は4なので、「Alt + 4で実行できる」という仕組みです。
コマンドバーに他のコマンドを追加していく場合、Alt + X の組み合わせは異なってくるのでご注意くださいね。
クイックツールアクセスバーにショートカットキーをたくさん作成した場合も、Altキーを押すと、それぞれに番号が振られているのが確認できます。
よく使う機能があったら、どんどん追加して自分だけのショートカットキーを作りましょう!
ショートカットキーの順番を並び替える方法
という方もいらっしゃると思うので、順番の変更方法を紹介します。
クイックツールアクセスバーの設定画面を表示します。
項目の並び順を変更します。「値の貼り付け」を一番上に移動します。
一番上に移動したら「OK」で保存
クイックツールアクセスバーの一番左に移動しました。これで、Alt + 1 で「値の貼り付け」ができます