お坊さんが走り回るほどに世間が忙しくなる師走。毎年の年末に感じるのが「今年も一年早かったな~」ということ。
とくに今年は、夏に家族でコロナでダウンしてからが大変であり、あっという間でした。
やっと日常が戻ってきた12月。今年最後の記事では、我が家の食卓のワンシーンから爆誕したアプリの裏話をお届けします。
やっぱり健康は大事だよね。
健康こそヘルスだよね。
目の前にいるのは、息を吐くように迷言をつぶやく旦那。今年も数々の迷言で笑わせてくれたのですが、残念なことに、そのしょうもない内容はすぐに忘れてしまうものです。
忘れてしまうというより、そもそも「脳に入らない」といったほうが適切かもしれません。短期記憶を司る脳の海馬が全力で旦那の迷言を拒否しているようです。情報過多の現代社会、私の海馬には無意味な情報を格納する空き容量がないのでしょう。
でも大丈夫。記憶できないなら、記録すればいいのです。
一年の中でつらい出来事があっても、年末に楽しい思い出を振り返ることができれば「色々あったけど今年も良い年だったね」と感じられることでしょう。
ですが、今年も数々の迷言でたくさん笑ったはずなのに、なにひとつ覚えていないのが残念でなりません。
そんな後悔の念から誕生したのが、ノーコードアプリ開発サービスのAppSheetを使った記録アプリ、その名も「旦那語録」。
※この記事は『ノンプロ研ブログアドベントカレンダー2023』の12月15日分です。
Contents
ノーコードアプリ開発サービスAppSheetでメモアプリを作った話
AppSheetとは、ノーコードで直感的にアプリ開発ができるサービスです。無料のGoogleアカウントで使えます。
この記事ではAppSheetの詳しい使い方は紹介していません。「AppSheetというサービスを使うとこんなアプリがサクッと作れる」というイメージをもってもらえればと思います。
AppSheetで作った旦那語録(所要時間10分)
「旦那語録」アプリの操作イメージを紹介していきます。
※AppSheetで作成したアプリをスマートフォンで使うためには、専用のAppSheetアプリをスマートフォンにインストールしておく必要があります。
①スマホのホーム画面にアイコンを設置する
迷言をすぐに記録できるよう、導線を最短に。
iPhoneのSafariで、旦那語録アプリのURLをホーム画面にブックマークすれば、瞬時にアプリを起動できます。
②アプリで迷言を登録する
以下がアプリの見た目です。右下の+マークをクリック。
「発生日時」には、自動で現在時刻が入るよう設定しています。発言内容を入力したらSaveをクリックするだけの簡単なフローです。
たったの3ステップでアプリに登録できました。
連携しているスプレッドシートにも記録されています。後から一覧で見返せるのが楽しみですね!
迷言はまるで雪の結晶
かの有名な曲のワンフレーズ「言葉はまるで雪の結晶」であるように、旦那の迷言もまた、雪の結晶のように一瞬で忘れて溶けてしまうのです。
でも、このアプリがあればもう大丈夫。さて、来年の年末にはどのような語録ができているのか、新しい年を迎えるのが楽しみになりました!