簡単に色を再現できる方法を紹介するよ!
「目的の色」をコピーして、そっくり再現する方法を紹介します。
例えば、これはOffice2016のExcelのアイコンの色を再現したものです。
使用するのは「PowerPoint」の「スポイト」のみ!
『このロゴの色再現したいな、どれが近い色かな~』と、ExcelやWordの色パレットとにらめっこしている方、必見ですよ!
Contents
画像の色(RGB)をコピーして再現する
この記事では、「Excelテーマカラーの緑色を再現する」手順を紹介します。
PowerPointを使用しますよ!
PowerPointの新規ブックを起動する
PowerPointの新規ブックを起動します。
再現したい「色」のサンプルを貼り付ける
ここではExcelの緑色を調べたいので、Excelブックの適当な部分(ヘッダー部など)を画面キャプチャで切り取り、PowerPointのスライドに貼り付けます。
PowerPointの「スポイト」でRGBを確認する
スポイトを使用して「RGB」の数値を確認します。RGBとは、色の表現方法のひとつです。
色の表現方法のひとつ。R(赤)、G(緑)、B(青)の、光の3原色を組み合わせてさまざまな色を表現する。
通常、パソコンではRGBをそれぞれ8ビットで表現し、それらの組み合わせで色を再現する。
8ビットで表現できる色は256通りあり、RGBの3色を組み合わせると256×256×256で、約1670万色となる。
下記①~③の手順です。
- パワーポイントに貼り付けた画像を選択
(※画像選択をしてないと、③のスポイト選択ができないですよ!) - 「図形の塗りつぶし」を選択
- 「スポイト」を選択
このような「スポイト」のマークが現れます。
スポイトを「サンプルの色」の上にかざすと、RGBが表示されます(黄色矢印の部分)
RGB(33,115,70)が確認できました!これがExcelのカラーです(※使用環境によって数値が異なる場合があります)
スポイトで確認したRGBの数値をどこかにメモしたら、PowerPointはもう閉じて大丈夫です。
塗りつぶし対象の図形にRGBを設定する
※Excelを用いた説明ですが、Wordでも同じ手順です。
下記①~③の手順で図形に色を設定します。
- 対象図形を選択して、右クリック
- 「塗りつぶし」を選択
- 「塗りつぶしの色」を選択
PowerPointのスポイトで確認したRGB(33,115,70)を入力し、OKを押す。
できあがりました!
Wordでも同じ方法で図形の塗りつぶしができますよ。
(参考)スポイトで確認したOffice2016のアイコンの色
Office2016の各テーマカラーを調べてみました!
- Excel → (33,115,70)
- Word → (43,87,154)
- PowerPoint → (183,71,42)
ExcelやWordで資料作成をするみなさん、ぜひぜひ使ってみてくださいね!